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電磁波、地震、伝染病……地球外生命体の“攻撃”がリアルなSF『フィフス・ウェイブ』本編映像公開

2016年04月05日 12:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『フィフス・ウェイブ』場面写真

 クロエ・グレース・モレッツ主演作『フィフス・ウェイブ』の本編映像が公開された。


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 本作は、突如現れた謎の知的生命体“アザーズ”から「第1の波=暗黒、第2の波=崩壊、第3の波=感染、第4の波=侵略」という攻撃を受け、人類の99%が死滅してしまった世界を舞台に、数少ない生存者であるキャシー(クロエ・グレース・モレッツ)が弟を救出しようと奮闘する姿を描く。


 公開された本編映像には、「種を絶滅させるには、まず弱い個体を殺すのがいい。できるだけ効率的にだ。それが第1~3波だった」というキャシーのセリフから始まる。キャシーが説明する“人類だけを死滅させる方法”は、“第1の波”は、電磁パルスによる電気や水道のライフライン停止、“第2の波”は、巨大な地震と津波、“第3の波”は、鳥インフルエンザによる伝染病の蔓延という現実でも起こり得る自然災害。そして、“第4の波”でアザーズは、生き残った人間たちをゴキブリを駆除するかのように1人ずつ狙って退治し始めるという。映像の最後には「“アザーズ”も見かけは人間だ。誰も信じてはいけない」と、木陰に身をひそめておびえるキャシーの姿が映し出されている。


 アザーズの攻撃について、キャシー役のクロエは「実際に起こってもおかしくない、自然災害や社会のパニックが描かれているの」と語り、「観客の皆はキャシーと全く同じ気持ちになって映画を観ちゃうはずよ」と説明した。続けて、本作のプロデューサーを務めるトビー・マグワイアは「これまでのSF映画では見たことがない」と述べ、「“実際に起こり得る攻撃”で人類を攻撃するのはとてもユニークで、今までにないSF映画になっているよ」と世界中の人がリアルに感じられる地球侵略を描けたと自信を見せた。さらに、監督のJ・ブレイクソンは「僕らが暮らすこの世界が、ゆっくりと変貌していくから恐ろしい。アザーズが地球を一瞬で消滅させず、じわじわと効率的に人類を死滅させていくからこそ、観客はより迫力も危機感も感じられる」と語った。(リアルサウンド編集部)