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いわくありげな人々の11分間を描く群像劇、スコリモフスキ監督新作

2016年04月04日 21:21  CINRA.NET

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『イレブン・ミニッツ』 ©2015 SKOPIA FILM, ELEMENT PICTURES, HBO, ORANGE POLSKA S.A., TVP S.A., TUMULT
映画『イレブン・ミニッツ』が、8月から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。

同作は、前作『エッセンシャル・キリング』で『第67回ヴェネチア国際映画祭』審査員特別賞を受賞したイエジー・スコリモフスキの監督作品。ポーランド出身のスコリモフスキは、1967年に『出発』で『第17回ベルリン国際映画祭』金熊賞を受賞したのを皮切りに、『カンヌ国際映画祭』『ヴェネチア国際映画祭』などで賞を獲得しているほか、2012年には『アベンジャーズ』にロシア人スパイ役で出演している。

スコリモフスキが脚本も手掛けている『イレブン・ミニッツ』は、大都会で暮らすいわくありげな人々の、17:00から17:11までの物語を織り混ぜて構成した群像劇。キャストには、リチャード・ドーマー、ヴォイチェフ・メツファルドフスキ、パウリナ・ハプコが名を連ねている。