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隈研吾らが設計、大阪ミナミ新歌舞伎座跡地に新ランドマークが誕生

2016年04月04日 18:42  Fashionsnap.com

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完成予想図 Image by: ベルコ
冠婚葬祭大手のベルコが、大阪ミナミの新歌舞伎座跡地に「(仮称)ホテルロイヤルクラシック大阪」を建設する計画を発表した。設計デザインを手がけるのは、隈研吾氏が率いる建築都市設計事務所。2016年6月に着工し、2019年10月の開業を予定している。

隈氏設計、大阪に新ランドマークの画像を拡大

 地下鉄難波駅に直結する同ホテルの延床面積は約26,500平方メートルで、地下1階から地上19階までの20フロアで構成。低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサードと屋根の一部を継承したデザインで、高層部はアルミルーバーを複数枚重ねた繊細でダイナミックなファサードデザインに仕上げるという。ホテル内部には計150室の客室をはじめ、レストランやラウンジ、5つのバンケットを配置するほか、ブライダルにも対応できるように2つのチャペル、フォトスタジオ、ブライダルサロンを設ける。
 今回初めて大都市型ホテルを手がけるベルコは、「ブライダル事業で長年培ったノウハウを集結し、最高のサービスとおもてなしを演出します。また、急務となっている大阪のインバウンド対策の一助となればと考えています」とコメントしている。
■建設概要位置:大阪市中央区難波4丁目59-1(住居表示:大阪市中央区難波4丁目3番25)敷地面積:2,242.12平方メートル述床面積:26,492.17平方メートル階数:地下1階、地上19階、塔屋1階フロア構成:【地下1階】ロビー、テナント、機械式駐車場【1階】エントランスロビー、テナント、カフェ【2階】レストラン、ラウンジ【3階】バンケット①、バンケット②【4階】事務室【5階】ウェイティングルーム【6階】チャペル、フォトスタジオ【7階】バンケット③【8階】バンケット④【9階】バンケット⑤【10階】ブライダルサロン【11階】ホテルラウンジ、ホテルレセプション、レストラン【12-18階】客室【19階】チャペル、アトリウム、バーラウンジ、パーティールーム駐車台数:平面駐車場2台、機械駐車84台ホテル施設:【客室】150室<ダブル(約30㎡)126室、ツイン(約25㎡)15室、スイート(約80㎡)9室>【宴会部門】5バンケット、2チャペル【料飲施設】2レストラン、バーラウンジ、パーティールーム設計:隈研吾建築都市設計事務所 工事施工:鹿島建設株式会社関西支店