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マクラーレン570Sクーペ、国際的デザイン賞『レッド・ドット・デザイン賞』で最優秀賞を獲得

2016年04月04日 12:51  AUTOSPORT web

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マクラーレン570Sクーペ
2016年4月4日

McLaren 570S COUPE、RED DOT AWARD: PRODUCT DESIGN 2016において“BEST OF THE BEST”を受賞

2016年3月31日 英国発

 名門Formula 1™チーム、マクラーレンのグループ企業であるスポーツカーメーカー、マクラーレン・オートモーティブ(本社:英国サリー州、エグゼクティブ・チェアマン:ロン・デニス)は、“Red Dot Award:Product Design 2016”において、“Red Dot:Best of the Best”に輝いたことを発表しました。

 McLaren 570S Coupéは、“Red Dot Award: Product Design 2016”において、革新的なデザインとクオリティが評価され、もっとも栄誉ある“Red Dot: Best of the Best”を受賞しました。世界的に知られているこのアワードは、独立した41名の著名な審査員によって選考されています。2016年はスポーツカー・セグメントにマクラーレンのデザイン言語を初めて導入し、エアロダイナミクスにフォーカスを当てたMcLaren 570S Coupéが受賞しました。

“Red Dot Award: Product Design 2016”には、およそ5,200のアイテムがエントリーし、独立したデザイナーやデザインのプロフェッショナル、デザインを専門とするジャーナリストからなるRed Dot審査員が選考を行った結果、マクラーレン・スポーツシリーズの第1弾モデルであるMcLaren 570S Coupéが満場一致で選ばれ、栄誉ある“Red Dot: Best of the Best”の賞を獲得しました。

 凜としたボディラインが大きな特徴であるMcLaren 570S Coupéは、チーフ・デザイナーのロブ・メルヴィル(Rob Melville)とマクラーレン・オートモーティブのデザイン・チームがプロジェクト発足時に出した初期スケッチが、そのまま最終デザインに活かされました。クリーンで流れるようなライン、そしてすっきりとしたエクステリアは、彫刻のようなパネル上に流れるエアフローを考慮しており、ボディと一体化されているグラスハウスの近くをエアーが通り抜け、固定式エアロダイナミクス・パッケージが搭載されたボディのさまざまなエリアを流れるようにデザインされています。

 McLaren 570S Coupé のデザインについて、メルヴィルは以下のようにコメントしています。
「570S Coupéのダイナミックなデザインは、エアロダイナミクス機能からスタートしていますが、イノベーティブなエクステリアにするための工夫も凝らしています。このアプローチは、滑らかな表面と高度な装備が組み合わされ、最終的には、ボディの周辺と内外でのエアーの流れを最適化する、エアロダイナミクスなデザインとなりました。パネルのレイヤリングによって徹底した軽量化が施されており、エアロダイナミクスを重視したボディとサスペンションが生み出すフローティングするかのようなデザインからも、このコンパクトなスポーツカーの実力がおわかりいただけるでしょう」

 今回の受賞については、メルヴィルは以下のようにコメントしています。
「McLaren 570S Coupéは、昨年のデビュー以来、すばらしい評価を受けてきましたが、Red Dotに“Best of the Best”と評価されたことは、この上ない名誉です」

マクラーレン・オートモーティブについて
 マクラーレン・オートモーティブは、ラグジュアリーかつハイパフォーマンスなスポーツカーを製造する英国の自動車メーカーで、サリー州ウォーキングのマクラーレン・テクノロジー・センター(MTC)を拠点としています。

 マクラーレン・オートモーティブでは2010年の設立後、2011年に画期的なMcLaren 12Cの発表を皮切りに、2012年に12C Spider、2013年に限定生産のMcLaren P1™を発表しました。毎年新型モデルを導入するという計画を掲げ、2014年にはMcLaren 650S Coupeと650S Spiderを発表し、さらに2015年のマクラーレン・スポーツシリーズ導入を発表しています。マクラーレン・ブランドは拡大を続けており、オンロードカーの生産3年目となる2013年度には業績の黒字化を達成、2014年度もセールスは引き続き好調で世界の主要自動車市場における、独自のグローバル・ディーラー・ネットワークを通じて1,649台のマクラーレンを納車しています。

マクラーレン・オートモーティブの技術パートナー
 革新的で高い評価を獲得しているスポーツカー・ラインアップの開発、エンジニアリング、製造においてマクラーレン・オートモーティブは専門的なノウハウと技術を提供する世界トップレベルの企業と提携しています。主なパートナーは、アクゾノーベル、エクソンモービル、ピレリ、SAPなどです。

サーキット用に設計しオンロード用に開発
 マクラーレンにおけるFormula 1™マシンとロードカーの融合には、経験、知識、原理、プロセスが活用されています。Formula 1™レースでの50年にわたる歴史の集大成と、画期的なスポーツカーの製造における20年以上の経験を活かして、マクラーレン・オートモーティブでは、技術的に優れた、画期的なハイパフォーマンス・スポーツカーを設計、開発および製造を行っています。オンロードとサーキットを走るマクラーレンのスポーツカーには一切の妥協もなされていません。

 マクラーレンは車両製造にいち早くカーボン・ファイバーを採用し、30年にわたる経験を有しています。1981年のMcLaren MP4/1や、1993年のMcLaren F1といったレーシングカーやロードカーにカーボン・シャシーを導入しており、これまでマクラーレンが製造した車両はすべてカーボン・ファイバー・シャシーが採用されています。

 マクラーレン・オートモーティブの日本オフィシャルウエブサイトおよび日本オフィシャルフェイスブックは下記のURLからご覧いただけます。

オフィシャルウエブサイト:http://jp.cars.mclaren.com/
オフィシャルフェイスブック:https://www.facebook.com/mclarenautomotiveJP