F1第2戦バーレーンGP決勝は現地時間18時にスタート、今年も「トワイライト・レース」として行われた。優勝はメルセデスのニコ・ロズベルグ、これで昨シーズンから5連勝となる。
フォーメーションラップでフェラーリのセバスチャン・ベッテルにエンジントラブルが発生、白煙を上げてストップするという波乱の幕開け。スタートでもポールポジションのルイス・ハミルトンが出遅れて、バルテリ・ボッタスと接触。これでハミルトンは9番手まで後退し、接触でダメージを負いながらも3位まで巻き返した。チームメイトを早々に失ったフェラーリのキミ・ライコネンが昨年に続いて、2位。バーレーンとは相性が良いのか、当地で自身8回目の表彰台へ登壇した。
レッドブルはダニエル・リカルド4位、予選の低迷を取り返したダニール・クビアトが7位とダブル入賞。ハースのロマン・グロージャンは序盤から3スティントをスーパーソフトタイヤで攻め、5位と連続入賞。トロロッソのマックス・フェルスタッペンは最後10周でスーパーソフトを履き、2ストップ作戦を採ったウイリアムズのフェリペ・マッサを抜き、6位を得た。
ウイリアムズは序盤マッサ2番手、ボッタス3番手と好位置につけていたが、マッサはミディアムタイヤをメインに据えた2ストップ作戦が実を結ばず、8位に終わった。ボッタスはハミルトンとの接触でドライブスルーペナルティを受け、9位。
フェルナンド・アロンソの代役としてF1デビューを飾ったストフェル・バンドーンが10位と大健闘。ERSのトラブルでリタイアとなったジェンソン・バトンの代わりに、マクラーレン・ホンダに今シーズン初ポイントを持ち帰った。