レコード会社の権力闘争を描く社会派ドラマ『エンパイア シーズン2』DVD発売へ

　リー・ダニエルズ／ブライアン・グレイザー製作総指揮の海外ドラマ『Empire/エンパイア 成功の代償 シーズン2』のDVDが7月2日に発売される。

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　『Empire/エンパイア 成功の代償』は、音楽業界の裏側を舞台に、ヒップホップアーティストを輩出するレコード会社の権力闘争や相続問題を巡る熾烈な争いをスキャンダラスに描いていく社会派ドラマ。2月に発表された第63回ゴールデン・リール賞では、TVショート・フォーム音楽作品部門にて受賞を果たしている。

　1954年から開催されているゴールデン・リール賞は、音響編集賞の先駆けとして親しまれ、アメリカ映画の音響編集・音楽編集の団体（MPSE）から与えられる映画賞。その中のTVショート・フォーム 音楽作品部門に輝いた本作は、2月に発表された第58回グラミー賞でサウンドトラック部門にもノミネートを果たした。

　シーズン2の第10話では、ヒップホップグループ「nobodyknows+」のクリスタルボーイが声優に初挑戦しており、本人役で出演しているラジオDJ、シャーラメイン・ザ・ゴッドの声を担当している。本作を観たクリスタルボーイは「日本も音楽とドラマが連動していたらすごいな！と羨ましく感じました。『セックス・アンド・ザ・シティ』だったらファッションが流行るっていうのはあったと思うんですけど、ドラマによって音楽がこれだけ流行るのが本当に羨ましいですね。日本でも、こんな事出来ないかなと思いました。こういったドラマが日本でも出来たらいいですね！」とコメントした。

　そのほか、ゲスト出演として、NE-YO、ピットブル、アリシア・キーズ、ベッキー・G、イグジビットら一流アーティストが出演し、さらに『キャプテン・アメリカ』のクリス・エヴァンス、『いとこのビニー』のマリサ・トメイなども出演している。（リアルサウンド編集部）