2016年F1バーレーンGPの土曜予選で、ハースF1のロマン・グロージャンは9位、エステバン・グティエレスは13位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=9位
期待していたより上の位置につけられたからよかったよ。皆が見事な仕事をしてくれた。予選の前に(チーム代表の)ギュンター(・シュタイナー)と話をした時、この予選は僕らにとって大きなテストになると彼は言っていた。コースに出て行くたびに、多くのことを学んでいる。チームスタッフをとても誇りに思っているよ。
明日は長く、タイヤチョイスの難しいレースになるけれど、楽しい時間を過ごすことができるはずだよ。今回もポイント獲得ができることを願っているが、ここはオーストラリアとは大きく異るコースだ。それでもレースを楽しみにしている。
9番手というのはベストのポジションだと思う。Q3に進むためにもう一度アタックすることもできたけど、決勝でのタイヤのことを考えると意味がない。
だから(Q2終盤に8位だった際に)誰かが僕のタイムを超えてくれるよう願っていた。僕を9番手に落としてほしかったんだ。おかしいかもしれないが、タイヤのことを考えるとそうなる。
(Q3入りを賭けて走っていたニコ・ヒュルケンベルグが)セクター1にいるのを見ている時、僕は「行け! 行け!」って感じだった。セクター2で彼は速かったから嬉しかった。
本当なら予選でベストを尽くして最善の結果をつかみたいから残念だ。でもタイヤを自由に選べるというのは大事なことだ。最後の7分、マシンの中でじっとしながら、自分が脱落することを願うなんて、間違っている。それは認めるよ。もちろん、たくさんのマシンが最後に出て行って順位がころころ変わり、「誰が上位に来るんだろう」と思いながら見る方がいい。もちろん皆そう思っているけどね。
エステバン・グティエレス 予選=13位
今日はすごく接戦で、コンペティティブな予選だった。最初は渋滞に見舞われたため、アウトラップでタイヤの準備をするのが難しかった。それでQ1最初のタイムはあまりよくなかったんだ。だけど2回目では大きく改善した。
Q2進出がかなったのは、チームが準備のために努力を払ってくれたおかげだ。またしても序盤にかなりの渋滞があったため、理想的ではなかったけれど、僕らにとって最も重要なのはレースに向けて集中し、ポイントを獲得することだ。明日はこの13番手を最大限に生かし切るためにベストを尽くす。