2016年F1バーレーンGPの土曜予選で、ルノーのケビン・マグヌッセンは19位、ジョリオン・パーマーは20位だった。
■ルノー・スポール・フォーミュラ1チーム
ケビン・マグヌッセン 予選=19位
予選で1周しか走らなかった。新品タイヤを決勝用にとっておいたんだ。今僕らがいるグループはかなり接戦だからね。ペナルティがなければ通常どおりのアプローチの仕方で予選に臨み、メルボルンと同じようなポジションをつかめたと思うけど。
僕らのペースなら明日は中団でフィニッシュできると思う。でもレースは長いし、何が起こるか分からない。ベストを尽くすよ。楽しんで走り、嬉しいサプライズがあることに期待する。
FP2でFIAの車重計測のために止まらなかったためにペナルティを受け、ピットレーンからスタートする。止まれという合図のレッドライトは見えたが、それは(前にいた)ダニール・クビアトのためのものだった。でも実際にはそのライトは僕に向けたものでもあった。それを僕は誤解してしまった。同時に2台呼ばれることがあるなんて知らなかった。ダニールがレッドシグナルで止まったから、僕も呼ばれる場合を考えて減速したが、彼らは呼びはしなかった。だけど実際は2台とも止めるつもりだったんだ。もう終わったことだし、こうなってしまった上は決勝日の準備に集中する。
何が腹立たしいって、仮定の話だけど僕が止まって重量で違反が見つかったとしても、プラクティスだとペナルティは受けないのに、止まらなかったことでなぜこれほど厳しく罰せられるのかということだ。別に不正行為はしていないのに。でも規則だから仕方ない。
今後は赤信号の下にボードで「マグヌッセン」とか「No.20」とか表示させてくれるとありがたい。それは必要だよ。(次のドライバーズミーティングで)提案してみる。
ジョリオン・パーマー 予選=20位
チームはいい仕事をしてくれた。最初の脱落を免れたし、オペレーション面で予選をうまく理解したと思う。いい形でアタックしたが、結局はペースが足りなかった。
でもメルボルンでは予選パフォーマンスに比べるとレースペースの方がずっとよかったので、ここでも同じことが起きるといいな。いいレースをしてできるだけ上の順位で終えたい。ここはメルボルンよりオーバーテイクしやすいから、攻めていくよ。何が起こるか分からないからね!