開幕戦オーストラリアGPで紹介した、マクラーレンの新チームウェア。バーレーンGPでは水曜日にサーキット入りしたところ、作業中のスタッフたちはシンプルな黒いTシャツを着用していた。「新デザインなのかな?」と思ったのは単なる早とちりで、これは水曜日より以前に着ることになっているガレージ設営用のTシャツだった。
木曜日からは、マクラーレンのパドックやガレージは黒白の縞模様で埋まる。ただしフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトン、そして急きょF1デビューの決まったストフェル・バンドーンの3人だけは、違うデザインのTシャツを着ているではないか。どうやらドライバーたちの要望で新Tシャツを製作したようだ。黒白の縞模様はサイドのみにあしらわれ、ずいぶん控えめになっている。バトンは気温が急激に下がった日没後の会見でも、ずっとTシャツ1枚で通していたほどで、なかなか気に入っている様子。
ちなみにメルボルンでアロンソとバトンは、チーム幹部用のコットン素材の襟つき白シャツを着ていたが、バトンは「肌がちくちくする」とクレームをつけていた。こちらのポリエステル製Tシャツなら全然、大丈夫なのだという。バトンが意外に敏感肌の持ち主であることも判明した、マクラーレンのTシャツをめぐる平和な話題は、これで落ち着くのだろうか。