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農業にもデジタル化の波!ハチの巣を監視してデータを解析する「EyesOnHives」

2016年04月03日 11:52  Techable

Techable

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ハチというとハチミツを連想を連想する人も少なくないと思うが、果物の受粉を行うために畑にミツバチの巣を置いている農家も少なくない。

農家にとってハチは農作物の生育に決定的な影響を与えることもあり、管理は欠かせない。そんな農家のために、遠隔でハチの巣を監視する「EyesOnHives」がクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場している。
モニタリングして監視、ハチの数を数える


このカメラ、ただハチの巣を監視するだけではない。画面に映っているハチの数をカウントし、1時間ごとに自分のスマートフォンにハチの数を通知してくれる。

これらの情報はクラウドに送信され、グラフで表示されるので、ハチの巣の状況が簡単に把握できる。日中に画面に表示されるハチの数が少なければ何か異変が起きているということが考えられるので、早いうちに対策がうてる。
開発のきっかけは現役農家の声


農家にとってハチの生育状況は売り上げに関わる問題なので死活問題。

時には巣の中を開いて状況をチェックすることもあるが、ハチに刺されるリスクも伴う。

そういったこともあり、農家にとってはかなり大変な作業なので、手助けをしたいと考え、このカメラの開発を思い立ったという。
電源とWIFIは必要!
EyesOnHivesは現在Indiegogoで出資を募っており、300ドル(約3万3700円)から購入することができる。

利用にはWi-Fi環境と電源が必要になるが、毎日管理する人であれば日々の業務がかなり楽になりそうだ。

 EyesOnHives: Honey Bee Health Monitor