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MotoGP第2戦アルゼンチンGP:ミシュラン、障害が発生したタイヤの使用取り止めを決定

2016年04月03日 10:41  AUTOSPORT web

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2種類のリヤタイヤの供給を取り止め、臨時で新たなリヤタイヤを導入することを決定したミシュラン。
MotoGPのオフィシャルタイヤサプライヤーのミシュランは、第2戦アルゼンチンGPに供給した2種類(ミディアム、ハード)のリヤタイヤの使用を取り止め、決勝レースには、臨時に新たなリヤタイヤを導入することを決定した。

 土曜日に行われた4回目のフリープラクティスで、スコット・レディング(オクト・プラマック・ヤクニック)のリヤタイヤが千切れ、マシンが大きなダメージを負うなど、赤旗中断の原因となった。

 ミシュランはレディングのドラブルに対し、原因を調査するとともに、決勝レースで2種類(ミディアム、ハード)のリヤタイヤの使用を取り止めることを決定。臨時に新たなリヤタイヤを導入する。

 この決定により、明日のウォームアップ走行開始前に、新たに導入されるリヤタイヤをテストする時間(9:00から9:30)が設けられる。予選の後、上位3名のライダーはミシュランの調査を待ち、安全性を優先することに合意している。

 ポールポジションを獲得したマルク・マルケスは、「僕たちはタイヤをよく理解する必要がある。安全性は最も重要なことだからね」とコメント。

 バレンティーノ・ロッシは、「簡単な状況ではない。僕たちライダーにとって非常に危険なことだ。ミシュランがこの原因を調査し、また問題が発生しないことを願うよ」とコメントした。