2016年F1バーレーンGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは12位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ストフェル・バンドーン 予選=12位
今日の結果には大満足していいと思う。どこまで期待していいのか分からなかったけれど、昨日から今日にかけて、マシンにかなりなじむことができたので、今日は微調整することに集中していた。
今日のフリープラクティスはとてもうまくいった。もっといいタイムを出せるということも分かっていた。予選ではあらゆる状況をほぼ最大限に活用したと言っていいだろう。Q1では間一髪だったけど、Q2ではミスなくクリーンな1周を走ることができた。僕らのすぐ前のグループはかなりタイムが接近しているから、あと0.1秒か0.2秒縮められたらQ3に行けたかもしれない。ポールポジション以外の位置なら、いつだって改善の余地はあるんだ。でも全体的に今日の自分の予選にはかなり満足している。
昨日と今日のプラクティスを走ってみて、自分にジェンソン(・バトン)と同じレベルのペースがあることは分かっていた。だからあと少しだけ改善すれば彼にチャレンジできるかもしれないと思っていたんだ。彼はワールドチャンピオンであり、もちろん素晴らしいドライバーだ。だから彼は今週末の僕にとっていいベンチマークになる。心から彼を尊敬している。
バーレーンで僕は(GP2で)優勝経験があるし、大好きなサーキットだ。F1デビューを果たす前からコースをよく知っていたことが助けになるのは間違いない。このマシンに乗ったのは今回が初めてだけど、サーキットを知っていることが役立った。
いい仕事をすると気分がいいね。でも明日のことだけに気持ちを集中させるよ。いいレースをすることを目指す。明日初めてグランプリに出場するという実感はまだあまりないんだ。今まで予選に集中してきたからね。でもこれからは決勝のことを考え、準備を整え、いい仕事をするためベストを尽くす。
スタート前にたくさんのことを分析しなければならない。いろいろな戦略をチェックしたりとかね。でも自分はいい仕事ができると確信している。どういう結果がもたらされるかは今の段階ではまだ分からないし、予測はしたくない。明日を待とうじゃないか。