MotoGP第2戦アルゼンチンGP、MotoGPクラスは、アルゼンチンのアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで2日目の予選を行ない、マルク・マルケス(ホンダ)が1分39秒411でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはマルケス。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたポル・エスパロガロ(ヤマハ)とブラドリー・スミス(ヤマハ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。
予選前に行なわれたフリー走行4回目ではスコット・レディング(ドゥカティ)にタイヤトラブルが発生。このため、セッションは2回の赤旗で中断された。2回目の赤旗は安全確認によるものだ。
予定より30分遅れでスタートした予選2回目では、マルケスが1回目のアタックの開始3分すぎに1分39秒411を記録してリーダーボードのトップに立つ。マルケスは2回目のアタックで1コーナーで転倒を喫するが、マルケスのタイムを上回る者は現れず、今季初ポールポジションを獲得。幸いにも転倒による身体へのダメージはなかった。
2番手に最後のアタックで1分39秒786でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)が続き、今季初のフロントロウを獲得。最後にロッシに逆転されるまで2番手につけていたホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は、最後のアタックで記録した1分39秒944で3番手となった。
4番手に1分40秒011でダニ・ペドロサ(ホンダ)、5番手に1分40秒198でアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、6番手に1分40秒272でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、7番手に1分40秒375でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)の順で続き、エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分40秒524で8番手と2戦連続でサテライト勢の最上位グリッドを獲得。
カル・クロッチロウ(ホンダ)は1回目のアタック中に1コーナーで転倒を喫したが、1分40秒528で9番手に。Q1トップでQ2に進出したポル・エスパロガロが1分40秒654で10番手に。アレイシ・エスパロガロ(スズキ)は1分40秒708で11番手となった。スミスはQ2のセッション終盤に1コーナーで転倒を喫し、1分40秒893で12番手となった。
以下、Q1のタイム順にロリス・バズ(ドゥカティ)が1分40秒744で13番手、レディング(ドゥカティ)が1分40秒750で14番手。ジャック・ミラー(ホンダ)はQ1で2回転倒を喫し、1分40秒881で15番手に。
以下、16番手に1分40秒897でステファン・ブラドル(アプリリア)、17番手に1分40秒990でユージン・ラバティ(ドゥカティ)、18番手に1分41秒116で負傷欠場中のダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の代役として参戦するミケーレ・ピロ(ドゥカティ)、19番手に1分41秒157でティト・ラバット(ホンダ)、20番手に1分41秒611でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)の順で続き、ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)はQ1でマシントラブルでストップ、1分41秒692で21番手に終わった。
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