2016年F1第2戦バーレーンGP公式予選が、4月2日の現地時間18時からスタートした。開幕戦から導入された「時限ノックアウト方式」の新フォーマットは、バーレーンでも継続が決定。Q1では、セッション開始7分後から最も遅いドライバーが脱落。その後は90秒ごとに1台ずつが消えていき、15台がQ2へと進出する。
気温22度、路面温度28度。昨日の同じ時間よりは、少し高温となったコンディションでスタート。まずはフェラーリのセバスチャン・ベッテルが先頭を切ってガレージを出て、ピット出口へと並んだ。その後ろにルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグ、キミ・ライコネンと続く。
開始早々、すでにピットレーンからのスタートが決まっているルノーのケビン・マグヌッセンとトロロッソのふたりを除く全員がスーパーソフトタイヤでコースイン。ベッテルが最初に出したタイムを、ハミルトン、ロズベルグが次々と塗り替える。
フェルナンド・アロンソの代役としてF1デビューの機会を得た、マクラーレンのストフェル・バンドーンは最初のアタックで7番手。
遅れてコースへ出たカルロス・サインツJr.は8番手のタイムを出して、ノックアウトゾーンから脱出。マックス・フェルスタッペンも9番手と続いた。これで最初の脱落者は、ザウバーのフェリペ・ナッセに決定する。
続いてリオ・ハリアントが脱落。ジョリオン・パーマーは自己ベストを更新したものの、ノックアウトされた。チームメイトのマグヌッセンも続き、フォース・インディアのセルジオ・ペレス、マーカス・エリクソンが姿を消した。最後の脱落者となったのは、マノーのパスカル・ウェーレイン。16番手から、ぎりぎりで最後のアタックに出るかと思われたが、ガレージに戻ってノックアウト決定を待つことになった。
<予選Q1暫定結果・通過15台>
1位:ニコ・ロズベルグ
2位:ルイス・ハミルトン
3位:ダニエル・リカルド
4位:セバスチャン・ベッテル
5位:バルテリ・ボッタス
6位:キミ・ライコネン
7位:カルロス・サインツJr.
8位:マックス・フェルスタッペン
9位:ジェンソン・バトン
10位:ニコ・ヒュルケンベルグ
11位:ロマン・グロージャン
12位:フェリペ・マッサ
13位:エステバン・グティエレス
14位:ストフェル・バンドーン
15位:ダニール・クビアト
<脱落>
16位:パスカル・ウェーレイン
17位:マーカス・エリクソン
18位:セルジオ・ペレス
19位:ケビン・マグヌッセン
20位:ジョリオン・パーマー
21位:リオ・ハリアント
22位:フェリペ・ナッセ