ルノーのケビン・マグヌッセンは、バーレーンGP決勝をピットレーンからスタートしなければならなくなった。金曜プラクティス中に重量測定の呼び出しに応じなかったためだ。
金曜FP2の終盤、計測を指示する赤信号が提示された際、マグヌッセンはレッドブル・レーシングのダニール・クビアトに続いてピットレーンに入ってきたため、赤信号の対象について混乱が生じたものと考えられている。マグヌッセンとチームはスチュワードに対して事情を説明したものの、釈明は認められず、スポーティングレギュレーション29.1条の違反と判断され、重いペナルティを科された。
FIAの声明には以下のように記されている。
「当該ドライバーは、P2の間、赤信号により指示された際に、重量測定のために車両を止めなかった。車両はFIAのガレージに戻ることなく、作業は続けられた」
「FIA F1スポーティングレギュレーション29.1 (iv) に従い、当該ドライバーはピットレーンからスタートしなければならない」
マグヌッセンはFP1では15位、FP2では16位という結果だった。