「Production Works Gallery」はアニメの「作画」と「美術」に注目し、それぞれに関する著名クリエイターを紹介する企画展示だ。
「月刊New Type編集部」の協力のもと、アニメーター15名、美術監督8名をピックアップし、各人につきプロフィールと推薦コメント、「好きなアニメ」や「心構え」など17の質問に作家自身が答えるQ&Aに、手がけた原画/美術をまとめたパネルを展示するというもの。さらに何名かのクリエイターのパネル下には、原画データの入ったipadが設置されており、コマ送りすることでアニメーションを観ることもできるようになっていた。
展示作家は、アニメーターからは『アイドルマスター シンデレラガールズ』の赤井俊文、『進撃の巨人』の浅野恭司、『おそ松さん』の浅野直之、『ソードアート・オンラインII』の足立慎吾、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の有澤寛、『攻殻機動隊 新劇場版』の大久保徹、『血界戦線』の川元利浩、『ワンパンマン』の金世俊、『コードギアス』シリーズの木村貴宏、『黒子のバスケ』の後藤隆幸、『干物妹!うまるちゃん』の清水厚貴、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の須藤友徳、『心が叫びたがってるんだ。』の田中将賀、『NARUTO-ナルト- 疾風伝』の山下宏幸、『ガンダム Gのレコンギスタ』の吉田健一、美術監督からは『アルドノア・ゼロ』の伊藤聖、『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の衛藤功二、『花の詩女 ゴティックメード』の小倉宏昌、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の加藤浩および串田達也、『屍者の帝国』の竹田悠介、『おそ松さん』の田村せいき、『山賊の娘ローニャ』の本間禎章。
豊富な展示作品やプロフィールに、足を止め見入る人々が後を立たない盛況ぶりであった。