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嵐 大野智×二宮和也の“大宮コンビ”はなぜ愛される? 歴史の長い二人の関係性を探る

2016年04月02日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)タナカケンイチ

 昨日4月1日は入学式や入社式、またはエイプリルフールなど、さまざまな節目や行事などの話題が多く飛び交っていた。嵐ファンの間でも、4月1日はある記念日の話題がネット上を中心に盛り上がりをみせた。ある記念日とは、「大宮の日」である。


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 これは、嵐のメンバーそれぞれを「コンビ」として応援する文化の中で、大野智と二宮和也の組み合わせを指す「大宮コンビ」(それぞれの名前から文字をとったもの)の記念日を指している。なぜこの日なのかというと、メンバーを年齢順に並べ、1.大野智、2.櫻井翔、3.相葉雅紀、4.二宮和也、5.松本潤としたとき、大野の1と、二宮の4の入った日付である4月1日が彼らの記念日としてファンの間に浸透していったようだ。1月4日ではなく、4月1日に制定された理由は明らかにされていない。


 Twitter上では「#大宮の日」のハッシュタグとともに、大宮コンビに向けたファンの声が多くあがっていた。その中でもっとも多かったのは「二人がいちゃいちゃする姿、ちょっかいを出し合う姿が好き」というものだ。


 確かに、この二人は『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)や『VS嵐』(フジテレビ系)でも隣同士になることが多く、二宮が大野にちょっかいを出す姿をよくみかける。番組中も大野のとぼけた発言にツッコミを入れるのはだいたい二宮だ。先日放送された『嵐にしやがれ』でも、絶品の鳥わさに舌鼓を打つ大野の「半生なんだね」というコメントに、「もともとそうだから」と真っ先にツッコミを入れたのも二宮だった。しかし、そんな大野を見る二宮の眼差しは、いたずらっぽさとともに愛情にあふれている。まさに「大野を理解しているのはこの俺だ」と言わんばかりだ。


 また、コンサートを通して大宮コンビにハマる人も多いそう。パフォーマンス中に見られる二宮から大野に向けられる過剰なスキンシップも、ファンの間ではおなじみ。過去には「大宮SK」というパフォーマンスユニットを組んで、オリジナルソングを披露したこともあった。


 それら一連の行動には、長年の二宮の思いが表れている。自らを“嵐ヲタ”として、独自視点で嵐の魅力を捉えるライター・青井サンマ氏は、著書『嵐ヲタ絶好調超!!!!』の中で、二宮がJr.時代から大野のことを激しく慕っていたというエピソードを挙げている。二宮は毎日のように大野へ電話をかけたり、何度断られても食事に誘ったり、大野の影響でボイスレッスンに通い始めたこともあるという。大野のおだやかな性格とその才能に、二宮は引きつけられているのだろう。大宮コンビは、グループの中でもコンビの歴史が長い二人組なのである。それもあってか、二人のやりとりはいつでもぴったり息が合っている。


 グループの活動以外にも、マルチに活躍する嵐のメンバーたち。ソロ活動を経てメンバーが集結したとき、それぞれが家に帰ってきたような居心地の良さを感じているのではないだろうか。彼らの活動を見守るファンも、大宮コンビの二人から特にそのことを強く感じるのかもしれない。(竹上尋子)