MotoGP第2戦アルゼンチンGP、MotoGPクラスは、アルゼンチンのアウトドルモ・テルマス・デ・リオ・オンドで1日目の2回のフリー走行を行い、マルク・マルケス(ホンダ)が初日総合トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行1日目は午前中の1回目、午後の2回目共にドライコンディションで行われたが、路面が汚れており、昨年に比べてペースが上がらなかった。マルケスは1回目を2番手で終えたが、マシンのスライドが激しく苦戦。2回目のセッションでは開始5分すぎにリーダーボードのトップに立つと、その後、4回ファステストを更新し、残り2分で1分41秒579のベストラップを記録したが、昨年のフリー走行2回目のベストタイム(1分38秒776)と比較すると、約3秒遅れのタイムとなった。
総合2番手に、1分41秒604でダニ・ペドロサ(ホンダ)が続き、レプソル・ホンダが初日ワンツー。総合3番手に1分42秒047でマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が続いた。ビニャーレスは2回目のセッション中盤に3コーナーで転倒を喫してしまったが、幸い身体にダメージはなく、セッション終盤にベストラップを記録している。
総合4番手に1分42秒375でジャック・ミラー(ホンダ)、総合5番手に1分42秒451でカル・クロッチロウ(ホンダ)とホンダサテライト勢が続き、総合6番手に1分42秒458でスコット・レディング(ドゥカティ)。バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)はフリー走行2回目ではフロントにハード、リアにソフトコンパウンドのタイヤの組み合わせを試すなどしていたが、1分42秒565で初日総合7番手に。
1分42秒576で総合8番手のアレイシ・エスパロガロ(スズキ)はフリー走行2回目のセッション中に2度転倒を喫するなど苦戦している。総合9番手に1分42秒595でブラドリー・スミス(ヤマハ)、フリー走行1回目トップのアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)は2回目は10番手に終わり、1分42秒635で総合10番手となった。
エクトル・バルベラ(ドゥカティ)が1分42秒664で総合11番手、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)は1分42秒724で総合12番手。ポル・エスパロガロ(ヤマハ)は1回目、2回目と2度転倒を喫し、1分42秒774で総合13番手、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)は1回目12番手、2回目14番手と苦戦、2回目に記録した1分42秒819で総合14番手で初日を終えた。アンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)は1分42秒953で総合15番手。
以下、総合16番手に1分43秒054でロリス・バズ(ドゥカティ)、総合17番手に1分43秒242でヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)、総合18番手に1分43秒538でティト・ラバット(ホンダ)、総合19番手に1分43秒800でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、総合20番手に1分43秒892でステファン・ブラドル(アプリリア)の順で続いた。
負傷欠場中のダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)の代役としてエントリーリストに名を連ねていたドゥカティのテストライダー、ミケーレ・ピロ(ドゥカティ)は前日までプライベートテストを行っていたことから走行をキャンセル。1回目、2回目共に走行しなかった。
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