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イメージガールがラリーに挑戦。CUSCOジュニアラリーチームが企画

2016年04月01日 20:41  AUTOSPORT web

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生・高崎くす子ちゃんズ’16の橘しおんさん(左)と大島奈々さん(右)
全日本ラリーに参戦するCUSCOジュニアラリーチームのイメージガール『生・高崎くす子ちゃんズ’16』の大島奈々さん、橘しおんさんが編集部を訪れ、TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジに挑戦する意気込みなどを語ってくれた。

『生・高崎くす子ちゃんズ’16』は、CUSCOジュニアラリーチームのイメージキャラクター「高崎くす子」を実写化したラリー界ではお馴染みのレースクイーンユニット。チームのPR活動に加え、各種メディアおよび、イベントにも数多く出演している。そんな彼女たちが、今シーズンはTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジにエントリーし、レースクイーンだけでなく、女性ラリードライバーとしても活動していく。

 彼女たちがエントリーするTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジは、国内Bライセンスがあれば誰でも参加可能なビギナー向けのラリー競技だ。開催は日曜日の1日だけだが、参加者は年々増加しており、今年は全15戦が予定されている。

 競技車両はトヨタ・アクアを使用し、ドライバー、コドライバーは『生・高崎くす子ちゃんズ’16』のメンバー7人の中から選抜。レース毎にドライバーとコドライバーをシャッフルして競技に参加する。ドライバー候補のひとりに上げられている大島さんは、現在競技に参加するため教習所に通い免許を取得中。最近では、クローズドコースで始めてダートの練習を行ったそうだ。

 大島さんは今回の挑戦に対して、「すごく楽しい企画ですし、やってみたいという気持ちがあります。番場(彬)選手を追い越すつもりでやっていきたいです(笑)」と気合十分の様子。

 同じチームから全日本ラリー選手権のJN1クラスに参戦する番場彬は、「彼女たちをきっかけに、ラリーのことを知ってもらったり、ラリーを見にきてくれる人が増えてくれれば、ラリー界全体が盛り上がるので良いと思います。サーキットを走ってみたいという女性はいますが、ラリーを走って見たい女性はいないので、やってみたい! と言ってもらえるのはすごくうれしいですね。ライバルになるかどうかはわかりませんが(笑)」と彼女たちの挑戦を歓迎している。

 ちなみに、橘さんは今年がイメージガールデビューということもあって、今のところエントリーの候補に上がっていないそうだ。

 チームのイメージガールとしても活動するふたりは、最後にファンへ向けて次のようにコメントしてくれた。

「初戦はいつになるかわかりませんが、競技に向けて練習は積んでいきたいと思います。イメージガールは3年目ということでレースクイーン業務も一生懸命頑張って、番場選手を支えていきます」と大島さん。
 橘さんは、「新人くす子ちゃんとして、いろいろな方がラリーのことを知って、会場に足を運んでいただけるよう頑張ります」とコメントした。

 チームは今年もイメージキャラクターの「高崎くす子」のフィギュアを販売(http://www.cusco-jrt.com)するという。ラリー界を盛り上げてくれそうな彼女たちの活躍にも注目したい。