富士スピードウェイは4月1日、スポンサー各社とネーミングライツについて契約したと発表した。これにより、1コーナー、100Rが新たな名称に改められている。
首都圏からもほど近く、ビッグレースには多くのファンが訪れる富士スピードウェイ。これまでも『コカ・コーラ・コーナー』や『ダンロップコーナー』、『プリウスコーナー』等多くのスポンサー名がついたコーナーが存在していたが、4月1日から新たにふたつのコーナー名が改められた。
まず、ロングストレートからフルブレーキングで進入し、これまでも多くのオーバーテイクを演出してきた1コーナーは、トヨタ自動車がネーミングライツパートナーに。『TOYOTA GAZOO Racing』のロゴが大きくランオフに入れられることになった。名称は『TGRコーナー』で、すでに3月26日~27日のスーパーGT公式テストの2日目からロゴがお目見えしている。
ハイスピードかつテクニカルな100Rにもまた、新たなスポンサーがついた。パートナーとなったのは全国52社のトヨペット店で、その名も『トヨペット100Rコーナー』に改められた。コースのイン側、アウト側のガードレールには、トヨペット店のカラーであるホワイトとグリーンのロゴが入れられている。
ネーミングライツパートナーはコース上だけに留まらない。グランドスタンド裏の『オートスポーツタワー』等、施設にも名称がつけられているが、今回ふたつの施設名の名称が改められた。
東ゲートから入って、パドックに入場するためにはTGRコーナーからコカ・コーラ・コーナーに至るコース下をくぐるトンネルを通らなければならないが、このトンネルは株式会社トライボジャパンがパートナーとなり、同社が展開するオイルブランド、Moty'sのロゴが入った。名称は『Moty'sトンネル(モティーズトンネル)』となっている。
また、東ゲートから入ってすぐの広大な駐車場であるP2パーキングには、日本を代表する自動車雑誌のひとつであるカーグラフィックがパートナーに。新たにおなじみの『CG』のロゴが入り、『CGパーク(シージーパーク)』という名称となった。
テレビ中継や場内実況等でも『TGRコーナー』や『トヨペット100Rコーナー』等の名称が使われるはずなので、早めに覚えておこう。