Gulf Racing with PACIFICは、3月26~27日に富士スピードウェイにおいて行われた今季二度目の公式テストに参戦。前回のようなトラブルもなく予定どおりのテストプログラムを消化した。またSUPER GT初参戦となるCドライバー、ディラン・ダーダエルもルーキーテストに臨み無事合格した。
2日目は岡山のテスト同様、朝から好天に恵まれ多くのファンがサーキットに詰め掛けた。気温も前日より上がり、穏やかな春のテスト日和となった。午前中のセッションでは阪口が1分38秒182へタイムアップ。昨年Gulf Racing JAPANのドライバーとしてGTアジアシリーズに参戦し、地元ベルギーのポルシェカッププロクラスでもシリーズ3位というダーダエルも、このセッションまで計42周を走り込み、問題なくルーキテストに合格した。午後のセッションでは阪口と吉田でロングランテストを行い、阪口が1分38秒177までタイムを詰め、結果的には出走した24台中20位となった。順位的には後方ではあるが、突出したタイムをマークする車両数台を除けば上位に手が届く位置につけることができた。
SUPER GTシリーズは4月9~10日に岡山国際サーキットで開幕。レースウィークにミスなく順位を上げ、まずは新体制初のレースで2年ぶりのポイント獲得を狙う。