映画『帰ってきたヒトラー』の予告編が公開された。
6月に東京・有楽町のTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される同作は、アドルフ・ヒトラーが現代に蘇り、ものまね芸人と誤解されてテレビの世界で大スターになるというあらすじ。原作は2012年にドイツで刊行され、200万部を超えるヒットを記録したティムール・ヴェルメシュの小説だ。
公開された予告編では、1945年から2014年にタイムスリップしたヒトラーが軍服姿で現代の街を眺める場面をはじめ、芸人と誤解されてテレビの人気者になっていく様子、独身男性に「攻撃あるのみだ」とアドバイスするシーンが確認できる。さらに「これよりこの国は生まれ変わる」と宣言するヒトラーや、「お前は本当に恐ろしいよ。今度は何をする気だい?」と女性に問われたヒトラーが「もちろん民衆の望む世界の実現だ」と答える場面も盛り込まれている。