マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは、2016年開幕戦オーストラリアGPではパッケージの真の向上を示すような結果を出せなかったが、バーレーンでは実力を発揮してもっといい結果につなげたいと語った。
バトンは予選で13位、12番グリッドからスタートしたが、決勝では優勝者から1周遅れの14位に終わり、入賞に届かなかった。最初のピットストップのタイミング、フェルナンド・アロンソのアクシデントによって出た赤旗後のタイヤとしてスーパーソフトを選んだことがマイナスに働いたと考えられており、バトンは次戦バーレーンでは戦略上のミスをなくしたいと語っている。
「僕らはいくつか戦略に関して誤った判断をした。それも新しいタイヤ規則を学ぶ過程ではあるが」とバトン。
「エンジニアたちと一緒にデータを検証した。バーレーンでは決勝のさまざまな段階で正しい判断を下し、僕らの実力に見合う結果を出したい」
バトンはマクラーレン・ホンダのパッケージには決勝14位よりもっと上位を獲得できるポテンシャルがあったと考えている。
「早くまたマシンに乗りたい。オーストラリアの結果には表れていないが、僕らのパッケージはとても乗りごこちがいいと感じた。テストから開幕戦までにドライバビリティを一歩向上させるためにチームは本当に努力したんだ」
「バーレーンは高速で僕らにとって難しいコースだけれど、僕らの基礎はしっかりしているし、デプロイメントも改善した。だからいくつかポジティブな要素を見つけられると期待している」
「中団の戦いに加わりたい。今年の中団争いはかなり熾烈だから、できるだけ早くパッケージから最大限のパフォーマンスを引き出せるよう、全力を尽くしていく」