オーストラリアGP決勝でキミ・ライコネンはマシンから出火し、リタイアせざるを得なかったが、フェラーリはエンジンは無事であり、バーレーンGPで再使用できるという結論を出した。
ライコネンは3位走行中に突然ピットイン、その直後にエアボックスから炎が上がり、そのままリタイアとなった。
フェラーリによると、ライコネンのリタイア原因はターボの問題であり、ターボに関してはバーレーンに向けて交換する予定だという。
しかしファクトリーで詳細にチェックしたところ、チームがすばやくICEを取り出したため、これに関しては出火によるダメージはなかったということだ。そのためライコネンはバーレーンでエンジン交換を行わない予定だが、チームは週末を通してエンジンの状況を見守っていくという。
バーレーン決勝は夕暮れから行われるため、エンジンがさらされる温度は極端に高くはならないものとみられる。
21戦が行われる今年はドライバーひとりあたりパワーユニットを5基使用でき、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのいずれかが6基目以降に入った場合はグリッドペナルティが科される。