2016年03月30日 18:31 リアルサウンド
第88回アカデミー賞で作品賞と脚本賞に輝いた『スポットライト 世紀のスクープ』より、田原総一郎がナレーションを担当したTVスポットが公開された。
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本作は、ピューリッツァー賞に輝いたボストン・グローブ紙の調査報道チームの軌跡を映画化した社会派ドラマ。ボストン・グローブ紙の特集記事欄“スポットライト”を手がける4人の記者が、ある神父による性的虐待事件の真相を暴く模様を描き出す。キャストには、『アベンジャーズ』シリーズのマーク・ラファロ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートン、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』のレイチェル・マクアダムス、『ラブリーボーン』のスタンリー・トゥッチ、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のリーヴ・シュレイバーらが名を連ねる。
このたび公開されたのは、田原総一郎がナレーションを担当する2種類のTVスポット。【朝までスポットライト】バージョンでは、「記者が命がけで暴いたスキャンダル。ジャーナリストとして朝まで激論を交わしたい!」と田原が吠え、【いいこと言ったぞスポットライト】バージョンでは、「汚い奴らはどこにも逃がさない!」というマーク・ラファロ演じる新聞記者マイクのセリフに対して、「今この記者いいこと言った!」と田原がナレーションを入れている。
このTVスポットは、「『スポットライト 世紀のスクープ』公開記念! トム・マッカーシーの世界」と題し、本作のメガホンを取ったトム・マッカーシー監督が携わった『靴職人と魔法のミシン』『扉をたたく人』『ミリオンダラー・アーム』を3月31日に放送するWOWOWなどで流れる予定だ。
なお、田原は本作に「自分の中に生じた“疑問”に忠実であること。どんな権力に対しても萎縮せずに頑張れよと、励ましてくれる映画だ」と応援コメントを寄せている。(リアルサウンド編集部)