ウディ・アレン監督の映画『教授のおかしな妄想殺人』が、6月11日から東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開される。
同作は、人生の目的を見失って無気力に生きているアメリカ東部の大学の哲学科教授・エイブを主人公にした作品。悪徳判事の噂を耳にしたことから判事を殺す完全犯罪計画に夢中になったエイブが、心身共に絶好調になっていく様や、エイブが頭の中で殺人の妄想を繰り広げていることを知らずに彼への恋心を募らせていく教え子・ジルの姿を描く。
完全犯罪に新たな生きる目的を見出す主人公のエイブを演じるのは、『her/世界でひとつの彼女』などのホアキン・フェニックス。エイブに惹かれていくジル役をアレン監督の前作『マジック・イン・ムーンライト』にも出演しているエマ・ストーンが演じる。