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三井不動産による最大規模の海外商業施設「ららぽーとクアラルンプール」2021年開業へ

2016年03月30日 12:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

エントランス(イメージ) Image by: 三井不動産
三井不動産が3月30日、マレーシアの首都クアラルンプールに東南アジア初の「ららぽーと」を開発することを発表した。「(仮称)三井ショ ッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」は、同社が手がける海外商業施設では最大規模となる店舗面積約80,000平方メートルに約300店舗を展開し、オープンは2021年を計画する。総事業費は16億リンギット(30日のレートで約453億円)。

マレーシアに大型ららぽーとの画像を拡大

 三井不動産グループは、クアラルンプール中心市街地でUda Holdings BerhadとBBCC Development Sendirian Berhadが推進する大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト(BBCCプロジェクト)」における商業施設部分に事業参画し、シンガポール子会社を通じて「三井ショッピングパーク ららぽーと」の開発・運営を行う。着工は2017年初旬を予定。
  同施設は、クアラルンプールの中心商業エリアであるブキッ・ビンタンに隣接し、モノレール2路線の駅と2017年開通予定のMRTの駅に直結する。都心部の主要道路や高速道路からのアクセスも良く、クアラルンプール市だけではなく広い商圏から来客を見込んでいるという。出店店舗にはハイエンドブランドから生活必需品まで幅広く導入し、マレーシアの堅調な個人消費や高度化・多様化している消費者志向に対応。テーマごとにゾーンを構成し、 マレーシア初となるライフスタイル提案型のワンストップ商業施設を目指す。日系店舗もファッション、物販、飲食の各カテゴリーで誘致し、競合施設との差別化を図る。
 マレーシアで三井不動産は、クアラルンプール初の本格的アウトレットモール「三井アウトレットパーク ク アラルンプール国際空港 セパン」を2015年5月にオープン。当初の想定を上回る集客で、売り上げも好調に伸ばしているという。
■(仮称)三井ショ ッピングパーク ららぽーとクアラルンプール所在地:No.2,Jalan Hang Tuah,55100 Kuala Lumpur, Malaysia事業形態:ショッピングセンター敷地面積:約 78,500 m²(本商業施設を含む BBCC プロジェクト全体)延床面積:約 130,000 m²(本商業施設)、約 600,000 m²(本商業施設を含む BBCC プロジェクト全体) 店舗面積:約 80,000 m² 建物規模:地上5階、地下4階(駐車場地下2階~4階含む) 店舗数:約300店舗 着工:2017年初旬(予定) 開業:2021年(予定)