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JLOC、88号車ウラカンGT3の新カラーリングとメインスポンサーの継続を発表

2016年03月30日 10:11  AUTOSPORT web

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88号車マネパ ランボルギーニ GT3(JLOC)
スーパーGT300クラスに参戦するJLOCは29日、都内で88号車の体制発表会を開き、今季投入する新車ランボルギーニ・ウラカンGT3の新カラーリングとマネーパートナーズとのメインスポンサー契約の継続を明らかにした。

 スーパーGTの前身である全日本GT選手権の初年度より、シリーズに参戦するJLOCは、昨年までランボルギーニ・ガヤルドGT3で戦ってきたが、今シーズンからは2015年に欧州デビューした新たなGT3カー、ウラカン GT3を投入。織戸学と平峰一貴、サードドライバーの青木孝行がドライブする88号車は、今年も外国為替のパイオニア企業である株式会社マネーパートナーズのスポンサードとともに、2016シーズンに臨むことになった。

 今季のチームは待望の新車投入とあって、マシンのカラーリングにもデザイナーのアイデアを新たに採用。昨年と同じベースカラーの白にイタリアの赤と緑を大胆に取り入れたほか、JAPAN(日本)とJLOC(Japan Lamborghini Owner's Club)の頭文字であるJをイメージしたゴールドのラインを加えるなど、チームのアイデンティティを前面に押し出すカラーリングとなった。


 注目のウラカンは、開幕前のテストでも期待通りの速さを見せており、先日の富士テスト初日には最高速でGT300クラスの上位を占めるなどトップスピードも十分。織戸は「キャラクターとしてはオールマイティなクルマ。コーナーリング性能はすごい高い」とウラカンを評すると、チームメイトの平峰も「ガヤルドに比べてダウンフォースはしっかりある」と、テクニカルなサーキットでも戦える戦闘力の高さに自信。
 また、信頼性の面でも「怖いくらい」トラブルがないとドライバーの期待値は高く、チャンピオン争いに期待を寄せるチーム首脳の言葉に「確実に加わりたい」と力強く応えた。


 チームオーナーの則竹功雄氏は、「今シーズンはぜひチャンピオン争いをしてみたい。22年やってきて、初めてこんな生意気なことを私に言わせるくらい、ランボルギーニ本社とクルマはいい出来。おそらく我々が失敗しなければいい結果が出ると思う」ともコメント。
 ランボルギーニ一筋、JLOCの今季に賭ける意気込みを強く感じる発表会となった。