舞台『歌姫』が、9月15日から大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。
『歌姫』は、2012年に解散した宅間孝行主宰の劇団・東京セレソンデラックスの公演として2004年に初演、2007年に再演された作品。同年に長瀬智也、相武紗季主演でドラマ化されたほか、2014年には劇団EXILEによって上演された。
記憶喪失になった男と彼を愛する女の純愛を描いた1960年代の映画『歌姫』と、閉館の日を迎えた土佐の映画館・オリオン座を東京から訪れる女性・小泉ひばり、閉館時に『歌姫』を上映するようにと遺言を残したオリオン座のオーナー松中鈴らを巡る物語を描く。
主演と脚本、演出を務めるのは宅間孝行。共演者には、舞台初出演でヒロイン役を演じる入山杏奈(AKB48)をはじめ、阿部力、黒羽麻璃央、酒井美紀、MEGUMI、かとうかず子、斉木しげる、藤木孝らが名を連ねている。
なお同公演は大阪での上演後、名古屋、札幌、東京、福岡、仙台、新潟を巡回する。チケットの一般発売は6月を予定している。
■宅間孝行のコメント
自分の代表作とも言えるこの作品のメッセージで、歪んだ方向へ舵を切ろうとしている今の日本へ、強烈な楔を打ちたい。そして、最高のエンターテイメントをお送りすべく、役者として素敵な素敵な最強の面々が集結してくれました。ヒロイン鈴役の入山さんは女優としての可能性、将来性を感じてお願いしました。
『これがあの入山杏奈!?』と思わせるような新たな魅力を存分に引き出したいと思います。今年のタクフェスはこのメンバーで、LIVEならではの楽しさを存分に味わって貰いたいと思います。ご期待下さい。
■入山杏奈のコメント
20歳になりましたので、これまで経験したことのないものにチャレンジしていきたいと思い、凄く不安な気持ちもありましたが、舞台に挑戦することを決意しました。普段“クール”に見られがちな私ですが、今回演じる役は大声で怒鳴ったり、笑ったり、泣いたりと感情表現豊かな役と聞いております。舞台を見終わった後に皆さまから“あんな入山は観たことない!!”と言って頂けるくらい、フルパワーで頑張りますので、ぜひ劇場までお越しください!