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公開延期のクドカン新作『TOO YOUNG TO DIE!』、6月に公開決定

2016年03月29日 11:11  CINRA.NET

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『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』 ©2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
宮藤官九郎監督・脚本の映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』が6月25日に公開されることが発表された。

当初は2月6日に公開を予定していた同作。劇中シーンの一部が、1月に長野・軽井沢町で発生したバス転落事故を想起させる可能性があることから公開が延期されていた。

なお同作は3月28日に『第40回香港国際映画祭』の招待作品として公式上映。宮藤監督が舞台挨拶を行なったほか、上映後のQ&Aセッションに登壇した。

Q&Aで地獄を舞台にした映画を制作しようと思ったきっかけについて尋ねられた宮藤は、「長瀬君と一緒にバカみたいなロックの映画をやりたいと思ったのが最初です」「そろそろ人間じゃない役をやって貰ってもいいんじゃないかと思った。地獄の鬼がギターを持って地獄に立っていて、そこに神木君演じる大助が何度も落ちてくるというシーンがまず最初に思い浮かんだ。そこから、地獄と輪廻転生の映画にしようと思いました」と明かしている。

『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は、修学旅行中の事故によって地獄に落ちた高校生の大助が、地獄農業高校の軽音楽部顧問でロックバンド「地獄図」を率いる赤鬼・キラーKの特訓を受けて現世への生還を目指す様子を描いた作品。キラーK役を長瀬智也、大助役を神木隆之介が演じるほか、森川葵。尾野真千子、桐谷健太、清野菜名、皆川猿時、古田新太らがキャストに名を連ねている。また主題歌をKYONO(WAGDUG FUTURISTIC UNITY、ex.THE MAD CAPSULE MARKETS)、劇中歌を向井秀徳(ZAZEN BOYS)が作曲している。