2016年03月29日 10:01 リアルサウンド
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXが5月4日にリリースされることが決定した。
本作は、J.J.エイブラムスがメガホンを取った『スター・ウォーズ』シリーズの新たな3部作の1作目となる最新作。日本国内の興収は115億円を超え、全米では歴代興収第1位の1,000億円超えを記録、全世界の興収は史上最速で2,000億円を突破するなど、世界中で大ヒットを記録した。ハリソン・フォード演じるハン・ソロ、キャリー・フィッシャー演じるレイア、マーク・ハミル演じるルーク・スカイウォーカーら往年の人気キャラクターに加え、デイジー・リドリー演じるヒロインのレイ、ジョン・ボイエガ演じる脱走兵のフィン、アダム・ドライバー演じるカイロ・レンなど新たなキャラクターも登場した。
5月4日にリリースされるMovieNEXは、初回限定版と数量限定のプレミアムBOXの2種類。初回限定版は、映画本編を収録したブルーレイ・DVDの本編ディスクに加え、メイキングや未公開シーンなど約2時間に及ぶ映像を収録したブルーレイディスクの計3枚がセットになるほか、スマホなどで映画本編を観ることができるデジタルコピー、BB-8がデザインされたアウター・ケースが付属する。
数量限定のプレミアムBOXには、カイロ・レン&キャプテン・ファズマのアートによるスチールブック・ケース入りMovieNEX、カイロ・レンのフィギュア、オールカラーで48ページに及ぶ『スター・ウォーズ』シリーズのSPECIAL GUIDE BOOK、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の10枚組アート・セット(スタンド・ケース付き)が付属する。
また、リリース発表にあわせて、新たな映像も公開されている。MovieNEXにボーナスコンテンツとして収録されるメイキング映像から、キャスト陣のインタビューの一部をドキュメンタリー風にまとめた映像では、謎のベールに包まれていたルーク・スカイウォーカーの姿が明らかにされているほか、MovieNEXの予告編も公開されている。
MovieNEXの発売を記念して、新たに4種類の画像も公開されおり、それぞれ、カイロ・レンとレイの戦闘シーン、エイブラムス監督とBB-8、本作に登場するクリーチャーとドロイドたち、レイがBB-8に話しかけるシーンが捉えられている。
さらに、リアルサウンド映画部には、本作の音響編集デザイナーのスーパーバイザーである、スカイウォーカー・サウンドのマシュー・ウッドのインタビューが到着。ジョン・ウィリアムズの音楽を除いて、すべてのサウンド面の責任を担ったウッドは、「『スター・ウォーズ』は豊かなレガシーを持つ偉大な作品だから、そのレガシーを引き継いだサウンドを再創造したかった」と語る。さらに、「新しいキャラクターも登場するから新しいチャレンジがあった。『スター・ウォーズ』らしいけど、異なるサウンドをいかに出すか。そういうところがチャレンジだったね」と、困難だった作業を振り返る。
続けて、「J.J.から僕たちが受けた任務は、BB-8にR2-D2とは違うサウンドを出させて、いかにキャラクターを確立させるか。カイロ・レンの場合はダースベイダーを感じさせつつも、いかに違うキャラクターを作りだすか。僕たちがやり遂げた仕事には誇りを持っているんだけど、観客が映画を観た時にストーリーや他のすべて、映画全体的に貢献できていたらいいなと思う。スクリーン上で、素晴らしい特殊効果や音楽、俳優たちの演技、すべてが一つになっていると感じてもらえたら嬉しいね」と、サウンドはあくまでストーリーテリングの一部で、そこに注目を集めることはしたくなかったと語る。
最後にウッドは、「僕たちは懸命に努力して、多くのエフェクトを施して、とてもクオリティが高いサウンドトラックを作り上げた。家で観ても、映画館とまったく同じ体験ができるはずだよ」と、ブルーレイとDVD発売に際してコメント。「映画はファンの声援によって作られるんだ。日本のファンの反応も含めてね。僕は日本のシーンや過去、文化が大好きなんだ。いつか、日本を訪れてこの映画についてファンと議論できる日が来ることを楽しみにしているよ」と、日本のファンに向けてメッセージを送った。
なお、ボーナスコンテンス付きのデジタル配信は、4月27日より開始される。(リアルサウンド編集部)