DENSO KOBELCO SARD RC F スーパーGT公式テストは27日、富士スピードウェイで2日目午後のセッションが行われ、DENSO KOBELCO SARD RC Fがベストタイムをマークした。
2日間に渡る公式テストもこれが最終セッション。午後は13時30分から岡山公式テストに続きセーフティカー練習が行われ、そのまま午後のセッションがスタートしていったが、14時ジャストに、この走行一度目の赤旗が提示されてしまう。100RでGT300クラスのSYNTIUM LMcorsa RC F GT3からオイルが漏れストップ。オイル処理のためにやや長い赤旗となった。
その後、各陣営はロングランをメインとしてセッションが進んでいったが、15時前にはフォーラムエンジニアリング ADVAN GT-Rがスロー走行を喫したほか、KeePer TOM'S RC Fがプリウスコーナーでブレーキ周辺から出火。この回収のために一時赤旗が提示されている。
最終的にこのセッションでトップタイムをマークしたのはDENSO KOBELCO SARD RC F。2番手にはKEIHIN NSX CONCEPT-GTとなり、ストップしたKeePer TOM'S RC Fが3番手という結果となった。
GT300クラスでは、好調B-MAX NDDP GT-Rがこのセッションも最速。午前の走行でデフ関連のトラブルがあったHitotsuyama Audi R8 LMSが修復成って2番手。3番手には今日富士に運び込まれ、元気に走行したVivaC 86 MCという結果となった。
この走行で、開幕前のスーパーGTの公式テストはすべて終了。あとは4月9日~10日の開幕戦を待つばかりとなる。