4月から社会人になる学生は、最後の春休みを満喫しているだろう。だが、不規則な生活は早めに抜け出して、毎朝早く起きられるように生活リズムを今から整えておいた方がいいかもしれない。
メルディアが運営する朝のライフスタイルマガジン「朝時間.jp」が、働く女性572人を対象に「『職場での朝時間』に関するアンケート」を実施したところ、93%が新入社員に出社時間より前に出社してもらいたいと思っていることが判明したのだ。
自身も30分前に出勤しメールやスケジュールを確認
新入社員に希望する出社時間でもっとも多かったのは、「15分前くらい」で25%、次いで、「30分前くらい」(24%)、「20分前くらい」(19%)だった。「5分前くらい」と答えたのは4%、「気にしない」は7%にとどまった。
実に7割弱の人が15分前以上の出勤を望んでいることになり、新入社員にとってはなかなか厳しい現実になりそうだ。だが、なにも新入社員にだけ早めの出勤を求めているわけではない。自身の出勤時間を聞いた質問で最も多かったのは、「30分前くらい」で21%。「15分前くらい」(20%)、「10分前くらい」(16%)と続いた。
では、始業時間より早く出社して、一体何をしているのだろうか。やっていること(複数回答)としてあがったのは、「メールやスケジュールを確認」(62%)、「掃除や整理整頓」(35%)、「化粧や身だしなみを整える」(15%)だった。事前に確認をすませ、始業とともに業務そのものを始められるようにしている意識が高い人が多いようだ。
慣れないうちは早起きがきついと感じるかもしれないが、先輩社員は早めに出勤して目を光らせている。定時に間に合えば文句を言われる筋合いはないが、遅刻はしないように気を付けたいものだ。
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