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岩下志麻、夏木マリ、麻生祐未ら、シャーロット・ランプリング主演『さざなみ』に絶賛コメント

2016年03月26日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『さざなみ』(c)Agatha A. Nitecka

 シャーロット・ランプリングが主演を務める映画『さざなみ』に、日本の女優や女性文化人からコメントが寄せられた。


参考:ウィル・スミスらによるアカデミー賞批判の背景 映画業界は多様性を実現できるか?


 本作は、詩人デイヴィッド・コンスタンティンによる短編小説『In Another Country』を基に、『ウィークエンド』のアンドリュー・ヘイ監督がメガホンを取った人間ドラマ。結婚45周年記念パーティを控えるジェフとケイト夫妻が、ある手紙が届いたことにより、彼らの45年の関係が大きく揺らぐ模様を描き出す。


 『まぼろし』『スイミング・プール』のシャーロット・ランプリングが、存在しない女への嫉妬心を抱いていく主人公ケイトを演じ、『モネ・ゲーム』のトム・コートネイが、過去の恋愛の記憶を日毎に蘇生させるジェフを演じる。


 このたびコメントを寄せたのは、岩下志麻、麻生祐未、森下愛子、夏木マリ、小山明子、中村メイコら女優陣と、映画コメンテーターのLiLiCo、作家・エッセイストの光野桃ら女性文化人。本作で第88回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたランプリングの演技についてなど、作品の感想を述べている。


 なお、4月26日には、ベストセラー『家族という病』に続く新書『家族という病2』の発売を控える下重暁子を迎えたトークイベントが開催されることが決定している。また、夫婦間(男女間)の価値観の違いをテーマとした、プレゼント付きのTwitterキャンペーンも行われている。


■岩下志麻(女優)コメント
知的で優美で時には夜叉となるシャーロット・ランプリングが素晴らしい!!
彼女の深い愛の孤独に胸が締めつけられるようだった。


■麻生祐未(女優)コメント
結婚や家族という、普遍的なテーマであるにも関わらず、なぜこのようなテーマがこれほどまでにドラマチックになるのかと驚きました。
「イエス」と言っていても、心では「ノー」と言っているのだろうなと思わせる、シャーロット・ランプリングの凄みある演技が見事です。


■森下愛子(女優)コメント
シャーロット・ランプリングのために作られた映画だと思いました。


■夏木マリ コメント
静かなこの映画の力はランプリングのインテリジェンスで仕上がっていた
コートネイとの二人芝居ともいえるドラマは夫婦の感情がリアリティを持って圧巻


■小山明子(女優)コメント
昔の恋人を忘れられない夫に
愛するがゆえに苦しみ、もだえ、やるせない女心を
シャーロットが美しく見事に演じた。
最後の夫のスピーチに涙しました。


■中村メイコ(女優)コメント
3才からの“女優業”と23才からの“主婦業”が58年目の81才の私でも、胸にグサリとつきささる作品!
そう、結婚とはこういうモノ。久々に胸が痛くなり、女優シャーロットさんをつくづくうらやましく思います。


■藤原美智子(ヘア&メイクアップアーティスト/ライフスタイルデザイナー)コメント
愛と絆はうつろいやすく儚い。だからこそ無防備で無頓着でもいけない。
ラストのシャーロットの衝撃の表情が見事にそれを語っている。


■齋藤薫(美容ジャーナリスト/エッセイスト)コメント
“思い出への鬼気迫る嫉妬”を、ギリギリのところで自分を醜くせず、かくも静かに神々し演じられるものなのか!?
ラストが近づくほど艶めいていく“女の演技”に圧倒された!!


■光野桃(作家・エッセイスト)
もうこの世にいない相手に嫉妬する。それは永遠不変の存在と闘う勝ち目のない地獄。
それを前に、知性も時間も玉砕する。でもだからこそ、この不条理は生きている証。
60年代の女神、シャーロット・ランプリング、70歳。
老いと孤独のその先に、女の命が生々しく脈動し、凛々しく、官能的だ。


■湯山玲子(著述家)コメント
頭や経験則で割り切れることができない、何とも不愉快で激烈で不可解な感情。
それに、共感し、共振してしまうのは、ひとえに、シャーロット・ランプリングとトム・コートネイの存在と演技!!
男と女による恋愛の 「感覚違い」もおもしろい。


■岡野あつこ(夫婦問題研究家)コメント
夫婦の幸せは年数の長さではなく、感謝を伝え、受け取ることでもたらされる


■下重暁子(作家/『家族という病』)コメント
心の奥に秘めた思いは、誰も犯す事が出来ない。
さざ波を隠して現実は、さり気なく流れていく。


■LiLiCo(映画コメンテーター)コメント
この夫婦を知れば知るほど、その姿と感情のギャップに心臓の鼓動が激しくなった。
しかも男女の性格の違いがわかりやすく描かれていて深く考えさせられた。
既婚者はこれをどう感じるのか…


(リアルサウンド編集部)