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カワサキ、鈴鹿8耐で2度の優勝経験をもつレオン・ハスラムを起用

2016年03月26日 02:21  AUTOSPORT web

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レオン・ハスラムを起用することを発表した釈迦堂利郎監督
カワサキは25日、東京モーターサイクルショーで行われた『2016 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会記者発表』の場で、チーム3人目のライダーにレオン・ハスラムを起用することを発表した。

 ハスラムは2008年にチーム桜井ホンダから鈴鹿8耐に初参戦。2013年と2014年はホンダのMuSASHi RT ハルクプロで高橋巧、マイケル・ファン・デル・マークとともに2年連続で優勝を飾っている。今年はブリティッシュ・スーパーバイク選手権(BSB)にカワサキのZX-10Rで参戦している。

 そのハスラムが今年、カワサキのチームグリーンで渡辺一樹、柳川明とともに8耐に挑むこととなった。チームグリーンの釈迦堂利郎監督は、「ハスラムは過去にホンダで2回優勝を経験しています。チームグリーンのために走ってくれるということで、8耐終了までテストや決勝で力になってくれると思います」と期待を寄せた。

 チームが使用するマシンは、今年に入ってモデルチェンジを受けたZX-10R。2月に開幕したスーパーバイク選手権(SBK)では圧倒的な強さを見せている。ハスラムは、その新型ZX-10Rを手に、1993年以来の優勝をカワサキにもたらすことを目指す。