25日、東京モーターサイクルショーの会場で『2016 “コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第39回大会記者発表』が行われた。
鈴鹿サーキットを経営する株式会社モビリティランドの曽田浩取締役社長の挨拶に続いてコカ・コーライーストジャパン株式会社フィールドセールス東海統括部の山田正明統括部長が登壇。スーパーマーケットでの8耐マシン展示や、8耐のオリジナルデザインを施した自動販売機を設置するなどのバックアップを約束した。
さらに来日したユーロスポーツ・イベントのフランソワ・リベイロ代表が登場。EWC(世界耐久選手権)ではユーロスポーツがプロモーターを務めていることを述べた上で、鈴鹿8耐が選手権の中で重要な1戦であることを説明。
「去年初めて鈴鹿8耐を観戦しましたが、感動しました。EWCを組み立て直して、鈴鹿8耐を最終戦にしようと考えました。ヨーロッパには24時間耐久レースが二つ、ル・マン24時間、もう一つはボルドール24時間。しかし、世界一は鈴鹿8耐だと思います。日本にはすばらしいライダー、チーム、メカニックがそろっています。鈴鹿ラウンド以外のレースにも是非、出てほしい。最終戦の鈴鹿でチャンピオンを取ってほしいです」とコメントした。
発表会のクライマックスはバイク芸人の二人、レイザーラモンRGとチュートリアル福田充徳氏も入っての参戦チーム発表。ヤマハはエースライダーの中須賀克行がテストのために発表会に出ることができず、ヤマハ発動機株式会社技術本部MS戦略部の佐藤美之MS企画グループリーダーが登壇した。
「昨年はSSTクラスも優勝してダブルウインしたことが市場に大きく影響し、国内でYZF-R1が完売しました」と明かし、「昨年の優勝時に2連覇を宣言したが、それを是非とも達成したいです」とコメント。
チーム体制については「ヤマハにとって非常に大事なレース。2連覇達成できるチーム体制を考えています」としてライダー名発表には至らなかった。