スーパーGT富士公式テスト搬入日のWAKO'S 4CR RC F 3月26日からスタートするスーパーGT公式テストに向け、富士スピードウェイでは25日から設営準備が進んでいる。
26~27日の2日間、富士スピードウェイで開催される公式テストは、開幕前最後の公式テストであり、第2戦富士をうらなう上でも重要なテストとなる。参加はGT500クラスが15台、GT300クラスが25台と当初予定よりも減ってはいるが、合計39台のマシンが富士スピードウェイに集った。
GT500クラスでは、新たにauのスポンサードが決定したトムス36号車が新たな装いで登場。また、GT500各車は富士スピードウェイ用のロードラッグ仕様での参加となっている。ロードラッグ仕様自体は規定により、昨年から外観の変化はない。
GT300クラスは25台が参加の予定となっているが、唯一今回から登場予定のLAMBORGHINI Team DIRECTION Shiftの108号車だけが富士に到着していない。チームによれば、このテストに間に合うように出発する予定だったというが、22日にベルギーで起きた連続テロの影響で、飛行機での配送が混乱しており、ランボルギーニ・ウラカンGT3の到着が遅れているとのことだ。
この日の富士は、搬入時こそ曇天の下で行われていたが、午後から富士には雪が降り出した。夕刻にはかなり強くなり、チームは寒さと雪をしのぎながらの作業を強いられている。天気予報によれば土曜は曇天、日曜は午後に雨の予報も出ており、両日ともかなり冷え込むことになりそうだ。
スーパーGT富士公式テストは、土日とも各日入場料1000円で観覧できるほか、パドックフリーやオープンピット等、ファン向けのイベントも予定されている。詳細情報は富士スピードウェイホームページ(http://www.fsw.tv)まで。