F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、2016年第6戦モナコGPに持ち込む3種類のコンパウンドを発表した。
5月26日から29日に開催されるモナコGPのために選ばれたのはイエロー・ソフト、レッド・スーパーソフト、パープル・ウルトラソフト。今季初めて導入されるウルトラソフトがこのグランプリでデビューすることになる。
決勝用にキープしておかなければならないタイヤはソフト1セットとスーパーソフト1セット。このうち少なくとも1セットは決勝中に使用しなければならない。
予選Q3用1セットとして指定されたのはウルトラソフト。Q3に進出したドライバーは予選後にこれをピレリに返却しなければならず、それ以外のドライバーたちは決勝で使うことができる。
各ドライバーが週末に使用できるドライコンパウンドは13セット、指定された3セットを除く10セットに関してはそれぞれが自由に配分を決めることができる。
これで第8戦までのタイヤコンパウンドがすべて明らかになった。最初の4戦(オーストラリア、バーレーン、中国、ロシア)およびアゼルバイジャンではスーパーソフト/ソフト/ミディアム、スペインはソフト/ミディアム/ハード、モナコとカナダがウルトラソフト/スーパーソフト/ソフトとなっている。