3度のF1世界チャンピオン、サー・ジャック・ブラバムの息子で元レーシングドライバーのゲイリー・ブラバムが、少女に暴行を行ったとして有罪を宣告された。
オーストラリア出身のゲイリー・ブラバムは1989年にイギリスF3000でタイトルを獲得、1990年にはライフからF1に2戦にエントリーしたが、いずれも予備予選落ちに終わった。1991年にはセブリング12時間レースで優勝、1993年と1994年にはCARTに2戦参戦、1995年に引退した。
現在54歳のブラバムは、25日、ブリスベンの裁判所において、2003年と2007年に同じ少女に対して暴行および不適切な行為をしたという訴因で有罪判決を受けた。他にも訴訟が5件持ち上がっていたが、これに関しては無罪と判断された。
ブラバムは現在留置所に拘留されており、来月、刑が宣告される。