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【動画】きゅんくん、新ウェアラブルロボット「メカフクリオネ」を発表

2016年03月25日 09:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

 ロボティクスファッションの制作を続けるクリエイター きゅんくんが、新作ウェアラブルロボット「メカフクリオネ(METCALF clione)」を披露した。アスラテック社のロボット用OS「V-Sido OS」を搭載したモデルで、数量限定での販売も予定。同作品のリリースに合わせて、女子高生役に今川宇宙、近衛りこを起用したsuzkikenta監督のショートムービーを公開している。

「メカフクリオネ」を発表の画像を拡大

 機械工学を学びながらファッションとして着用するロボットを制作しているきゅんくんは、今回、「大幅な軽量化」「グラフィックプリント」「スマートフォンなどで操作可能」の3つを特徴としたウェアラブルアームロボット「メカフ(METCALF)」の新作「メカフクリオネ」を自身のSNSで発表。「メカフクリオネ」は外装にプラスチックを採用しており、旧作の半分となる1.5キロの重さを実現。街中での着用を容易にするため、アームを根本から折りたたむことができる仕様に改良されている。また外装のプラスチックには、グラフィックデザイナーのRei Nakanishiとコラボレーション制作したグラフィックをプリント。「V-Sido OS」を搭載することで、スマートフォンやコンピューターから自在に操作することが可能になった。
 「メカフクリオネ」は、6月にフランスで行われるメディアアートイベント「バンニューメリック」で稼働展示される予定。3月30日~4月2日の期間グランフロント大阪で開催される「うめきたフェスティバル2016」内のイベント「うめきた未来ラボ」で、モデルに実際に着用させての稼働展示も行う(モデル着用は30日、31日の2日間のみ)。また3月25日から4月1日までの期間には、アパレルショップ「ウィゴー(WEGO)」の主催するカルチャーイベント「WEGO原宿ファッションギークEXPO」でフォトブースを展開し、3月26日に横浜スタジアムで開催されるAKB48 単独コンサートでは、「メカフクリオネ」の派生作品「METCALF stage」が使用される。
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■METCALF clione 情報