2016年03月24日 18:01 リアルサウンド
石井岳龍監督の最新作『蜜のあわれ』より、二階堂ふみ演じる赤子の場面写真が公開された。
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本作は、室生犀星による同名小説を原作に、『爆裂都市 BURST CITY』『ソレダケ / that's it』の石井岳龍監督が映画化したラブストーリー。少女の姿に変貌する金魚と老作家の触れ合いを描き出す。二階堂ふみをはじめ、大杉漣、真木よう子、韓英恵、上田耕一、渋川清彦、高良健吾、永瀬正敏らが出演する。
このたび公開された4枚の場面写真では、二階堂演じる赤子の喜怒哀楽の表情が捉えられている。二階堂は、高校生の頃に室生犀星の原作小説を読み、赤子役を熱望していたといい、「人間の役とは違うし、なるべく言葉に意味を持たせたくなかったんです。初めて聞いた言葉を使って、おじさまに言葉遊びをもちかけるような感覚で演じました」と、赤子役を演じる上で心がけたことをコメント。
その言葉遊びの相手である老作家役の大杉は、「翻弄されっぱなしでしたね」と、二階堂との共演を振り返りながら、「二階堂さんは共演者とも向き合ってくれる方で、色々な引き出しを開けてもらった」と、二階堂の役者としての魅力を語った。金魚売り役の永瀬は二階堂について、「可能性の塊だと思いますね。今後も色々な顔を見せていただきたい」とコメントしてる。(リアルサウンド編集部)