映画『エクス・マキナ』が、6月11日から東京・渋谷のシネクイントほか全国で公開される。
同作の主人公は、世界最大のインターネット会社「ブルーブック」でプログラマーとして働く男・ケイレブ。めったに姿を現さない社長のネイサンが所有する別荘に1週間滞在することになったケイレブが、美しい女性の姿をしたロボット「エヴァ」に搭載された人工知能のテストに協力することを求められるというあらすじだ。
エヴァ役を演じるのは、『リリーのすべて』で『第88回アカデミー賞』助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。ケイレブ役には『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演したドーナル・グリーソンがキャスティングされている。
限られた登場人物と舞台設定の中で、人間と人工知能の主従関係を巡るミステリアスな心理戦を描いたのは、同作が初の監督作となる小説家で脚本家のアレックス・ガーランド。なお同作は『第88回アカデミー賞』で脚本賞にノミネートしたほか、視覚効果賞を受賞している。