人々がお互いに歩み寄り、理解し合おうとすることが大切だが、相互理解を促し、平和維持のスキルを高めるため、“ビデオゲーム”という形態を採用しようという試みに、ダブリン大学トリニティ・カレッジのチームが取り組んでいる。
・VRのオンラインRPGゲームを通じて学ぶ それが「Gaming for Peace」という、バーチャルリアリティのオンラインロールプレイングゲームだ。ゲーム開発の目的は、プレイヤーにコミュニケーション能力、異文化への感受性、異性への理解といった、対人関係、平和維持に役立つスキルを教授すること。
また、プレイヤーはゲームの評価をおこなうことができ、自身の平和維持の体験を、今後の開発へ活かせるようになっている。
・欧州委員会の支援を受け、2018年に完成予定 「Gaming for Peace」は、欧州委員会から200万ユーロ(約2億5000万円)の資金を集めて開発が進められており、2018年までに完成させたい意向。人々の意識啓蒙が、争いを減らし、失くす力にきっとなるはずだ。