5人姉妹の末っ子が自由を求めて行動を起こす　『裸足の季節』予告編＆本ビジュアル公開

　第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『裸足の季節』より、予告編と本ビジュアルが公開された。

参考：第88回アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作『裸足の季節』、ティザービジュアル公開

　本作は、若くして両親を交通事故で亡くした5人姉妹の末っ子ラーレが、閉じ込められた家から、自由を求めて、ある計画を立てる模様を描く。メガホンを取ったのは、本作がデビュー作となるデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督。第68回カンヌ国際映画祭ではヨーロッパ・シネマ・レーベル賞に輝き、第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。

　このたび公開された予告編の冒頭では、『サンドラの週末』などで知られる女優マリオン・コティヤールによる、“こんなに素晴らしい映画が、アカデミー賞フランス代表であることを誇りに思う。必見！”というコメントが映し出される。その後、家に閉じ込められた5人姉妹が、ひとりひとり見知らぬ男のもとへ嫁がされていく姿が捉えられ、末っ子のラーレは自由を求めて行動を起こす。

　あわせて公開された本ビジュアルには、“夢見る季節は終わりがくるから未来へと走りだす”というコピーとともに、髪をなびかせどこかへ向かうラーレの姿と、閉じ込められた室内で部屋着姿で折り重なる姉妹の姿が捉えられている。（リアルサウンド編集部）