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"毒気あるガーリースタイル"を提案、ミューラルが初のショー開催

2016年03月22日 21:22  Fashionsnap.com

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松村祐輔と関口愛弓による「ミューラル(MURRAL)」が、ブランド初のファッションショーを3月22日の今日開催した。ファーやメタリック素材、レースなどの異なる素材を組み合わせて、"毒気あるガーリースタイル"を提案。ミューラルは国内で順調に取引先を増やしており、今後は海外展開も視野にビジネスを拡大していく。

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 杉野学園ドレスメーカー学院出身の村松祐輔と関口愛弓のデュオが手がける「ミューラル」は、「服を着るという行為を服を着たという意識へ そこから生まれる新しい日常」というコンセプトのもとコレクションを製作。乃木坂46のライブや柴崎コウのツアー衣装を提供したことでも注目を集め、今回は「音楽、空間を一から作り、服を動かしてみせたかった」というデザイナーの考えから初めて代官山カラート71(CARATO71)でファッションショーを開催した。
 2016-17年秋冬コレクションでは、「UTOPIA」をテーマに両氏が作りたいものを作ることで「ミューラル」の世界観を表現することに注力。カトレアをモチーフにした3D刺繍をあしらったコートやスカート、フリルが付いたMA-1の丈感を伸ばしたようなコートといったアイテムが特徴で、ヒールなどに用いられたフェイクファーは和歌山の工場にオーダーして製作したという。村松祐輔は「ガーリーだけど、凛とした強さをコレクションで表現したかった」とコメント。現在百貨店を中心に国内8社に卸しており、ショーで新たな一面をみせることで、今後国内外での取り扱い店舗の拡大を目指す。
■2016-17年秋冬コレクション 全ルック
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