岸田繁(くるり)が作詞・作曲を担当した「JFL×TSUTAYA ACCESS!キャンペーン」のキャンペーンソングの詳細が明らかになった。
楽曲のタイトルは“Hello Radio”。同曲はユニット「ザ・プールサイド」名義で発表され、アレンジをtofubeats、歌唱を岸田、大橋卓弥(スキマスイッチ)、木村カエラ、KREVA、DEAN FUJIOKA、藤原さくら、YONCE(Suchmos)が担当する。楽曲のオンエアは3月29日からスタート。
岸田は同曲について「このキャンペーンは、いい機会だったし、いい曲が出来たと思っています。最初は、みんなで替わる替わる歌うので、歌いやすくてストーリーのない曲にしようか、などいろいろ考えましたが、結果的にはいつも通りの感じで作りました」とコメント。
tofubeatsは「岸田さんから歌詞カードと譜面をもらって最初に聴いたとき、シンプルで力強さもあるいい曲だと思いました。ラジオの要素も盛り込まれていて、春らしさも素敵だなと感じました。この曲を編曲させてもらえてうれしかったですし、ここまでいろいろな年齢と性別の方が集まる人の編曲はなかなかない機会なので、とてもおもしろかったです」と語っている。
「JFL×TSUTAYA ACCESS!キャンペーン」は、J-WAVE、FM NORTH WAVE、ZIP-FM、FM802、cross fmのJFL各局とTSUTAYAによる企画。「ラジオだから実感できる人と人が繋がっていること、ラジオだからできる素敵な音楽との出会い」をテーマに、春から新生活を始めるリスナーを音楽で応援することを目的としている。
■大橋卓弥(スキマスイッチ)のコメント
過去のキャンペーンソングにも参加したことがありますが、普段とは違うメンバーとみんなでひとつの作品を作るのはとても楽しくて、ミュージシャンが集まったときのパワーはすごいな、と思いました。今回の曲は、低くどっしりとした声で歌うのが気持ちよかったです。僕の前の箇所を歌う方から僕の声へのギャップを楽しめるように、でもきれいに繋がるように、というのを心がけて歌いました。
音楽はいろいろな意味でそれぞれの人に寄り添えるものだと思うので、この曲「Hello Radio」が新生活のBGMになったらうれしいと思います。
■木村カエラのコメント
初めて音源をもらったときに、「リバプール」という歌詞に岸田さんらしさを感じました。
レコーディングは一人ずつでしたが、みんなで歌っているような感じがしてわくわくしました。
春は新しいことを始める人がたくさんいると思いますが、今回の曲は過去の思い出があって今がある、ということを歌っている曲だと思うので、今までやってきたことにも自信を持って、前に進んでいってほしいと思います!
■KREVAのコメント
同じ歌詞を繰り返すパートは少しずつ音程が違っているので、歌うときに一番難しかったです。普段の音楽作りでは一人でやることが多いので、このキャンペーンソングのように大勢のミュージシャンが参加する機会では、自分の声がみんなの力になれる気がしてうれしかったです。
新しい音楽で気分は変わると思うし、同じ曲を聴いてもイヤホンで聴いたり車で聴いたりで変わるし、音楽というのはとても力のあるものだと思う。この春、是非この曲に出会ってほしいです。
■DEAN FUJIOKAのコメント
最初に曲を聴いたとき、すがすがしい曲だなという印象を受けました。実際に歌ってみたらリズムのはめ方や音程が難しかったですが、歌っていくうちに不思議と気持ち良くなる魅力のある曲だと感じました。このプロジェクトに、シンガーとして活躍している人たちと一緒に参加出来て、新人歌手のつもりで歌いました。光栄に思います。
新生活を迎えるリスナーさんには、ラジオからこの曲を聴いて、ネクストレベルに向かっての新しいスタートを切るきっかけにしてほしいです。
■藤原さくらのコメント
最初に音源を聴いたときに、岸田さんらしい曲だな!と感じました。もらった音源を車の中で何度も聴いて、「ラジオから流れてくるのを聴いたら、きっとドライブしたくなる曲だな」と思いました。歌ってみると難しい箇所もあったけれど、岸田さんの曲を歌える機会をもらえたのがうれしくて、楽しく参加しましたさせていただきました!
この春からはドラマ出演の挑戦があります。二十歳になって初めてのことばかりですが、いろいろな新しい経験に“ACCESS!”していきたいです。
■YONCE(Suchmos)のコメント
最初に聴いたときも、実際にレコーディングしてみても、他の人の声と重なっても、耳になじむいい曲で、岸田さんはそれを計算して作っているんだろうなと思いました。
2016年は筋肉をつけることを目標にしているので、この春はジムに“ACCESS!”したいです。
春は出会いと別れがあり、新しい生活に向かう人が多い大切な季節。ラジオは素敵な音楽や話に出会える空間だと思うので、何気なく聴いたラジオでこの曲に出会って励まされてくれたらうれしいです。