「visvim ARCHIVES」では、デザイナーの中村ヒロキが全世界中を旅する過程の中で発見、着想したインスピレーションリソースやビンテージ品、これまで手掛けてきた名作を展示。会場は6つのキーワードで構成され、「インスピレーションボード(Inspirtion board)」では2016年春夏コレクションのコンセプト「Dissertation on revealing the inspiration」に着想を与えたオブジェやマテリアルを公開。大麻布を用いたブランド「麻世妙」とコラボレーションしたプロダクトを発表する「ファイバー」や、独特な風合いをもつ枷染めにより独特な色味を生み出した「インディゴ(indigo)」、奄美大島の「泥染め」を施したプロダクト「ナチュラル ダイ(Natural dye)」といったキーワードからものづくりにフォーカスする。また、ビズビムの根幹ともなる靴においては、創業から展開するアイコン的存在「モカシン(moccasin)」や「グッドイヤーウェルト製法(Goodyear welt construction)」の2つのキーワードから紐解く。