映画『帰ってきたヒトラー』が6月に東京・有楽町のTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開される。
『帰ってきたヒトラー』はアドルフ・ヒトラーが現代に蘇り、ものまね芸人と誤解されてテレビの世界で大スターになるというあらすじ。原作は2012年にドイツで刊行され、200万部を超えるヒットを記録したティムール・ヴェルメシュの小説で、日本を含む世界41か国で翻訳されている。
主演を務めるのは舞台俳優のオリヴァー・マスッチ。劇中にはヒトラーに扮したマスッチが実在の政治家や有名人、さらにネオナチと顔を合わせるというアドリブシーンも盛り込まれている。日本版のポスターには「笑うな危険」「21世紀の諸君、お待たせしました。」というコピーが使用されている。