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キンキ、V6、嵐、KAT-TUNメンバーとの共演で後輩はどう輝く? 4年ぶり『ジャニーズ野球大会』

2016年03月20日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)タナカケンイチ

 4月13日に『“東京ドームに全員集合”みんなにサンキュー!ジャニーズ野球大会』が開催されることがわかった。ジャニーズの野球大会は、1990年代後半~2000年代前半は毎年のように行なわれてきたが、近年では不定期に開催される。だが、ファンにとってはスペシャルなイベントとして大人気。紅白の2チームに分かれて、真剣勝負を繰り広げる姿は、まるでイケメンが揃う男子校の運動会のようだ。ジャニーズアイドルが一堂に会するという意味では、カウントダウンコンサートと類似するが、また一味違う熱狂に包まれるのだ。


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 そもそも、ジャニーズにとって野球は縁深いスポーツ。少年たちを集めて、野球チームを作ったことが事務所発足のきっかけとなったのは有名な話だ。ジャニーズの原型ともいえる野球に加え、サッカーやリレー、マラソンなど、年によってさまざまな種目が取り入れられる。日ごろからダンスやアクロバットを披露しているだけあって、アイドルたちの運動神経は抜群。それだけでも見応えがあるが、事務所に入る前から、野球やサッカーに打ち込んできたメンバーは特に輝く。


 ときにはジャニーズJr.を含めて、若手メンバーが活躍して、スポットライトを独占することもある。今では、スポーツキャスターとして活躍しているKAT-TUNの亀梨和也も、この大会で優秀選手として注目を集めたひとり。東京ドームに集まる何万人のファンに名前と顔を覚えてもらうチャンスとあって、全員が奮闘する。他の舞台やステージではなかなか味わえない、熱気が満ちているのが一番の見どころだ。


 4年ぶりの開催となる今大会は、近藤真彦がJ.Red監督、東山紀之(少年隊)がJ.White監督となることが発表されている。また、歴代のMVP、優秀選手賞の受賞歴がある堂本光一(KinKi Kids)や坂本昌行(V6)、二宮和也(嵐)、今井翼(タッキー&翼)、亀梨和也ら豪華メンバーも集結。どのようなチーム編成で、どんな競技が行なわれるのか。そんな大先輩の前で、若手メンバーが実力を発揮できるかどうかも気になるところ。前回大会で、見事なピッチングを見せたJr.の岩橋玄樹が今回も魅せるのか。もしくは、新たなニューフェイスが現れるのかも、楽しみだ。


 また、歌下手キャラとしてバラエティで脚光を浴びたKis-My-Ft2の横尾渉は、もともと大の野球好き。二枚目な一面が垣間見え、ギャップ萌えが期待できる。また、前回ではリレーでライバル対決をしたSexy Zoneの中島健人と菊池風磨。再び真剣勝負が繰り広げられてほしいと願うファンも多いのではないか。アウトなキャラで話題を呼んでいるA.B.C-Zの塚田僚一には、ぜひ縦横無尽にバク転を披露してほしい。


 そして、これまでの大会の流れ通りにいけば、真剣勝負のあとはコンサートが待っている。グループの枠を超えて親睦を深めたメンバーの新たな絡みも楽しめるだろう。見どころを予想するだけでも、これだけ胸が踊る野球大会。ぜひテレビ放送してほしいものだ。(佐藤結衣)