トップへ

性差をまたぐ提案増 KBFが男性も着れるウィメンズウェア発表

2016年03月19日 20:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

KGF 2016-17年秋冬コレクション Image by: Fashionsnap.com
アーバンリサーチが手がける「KBF(ケービーエフ)」が3月19日、渋谷のみやしたこうえんで2016-17年秋冬コレクションのランウェイショーを開催した。初めて男性モデルを起用し、ユニセックスで着ることができるオーバーサイズのウィメンズウェアを発表。今シーズンはジェンダーの垣根を超えたウェアの提案が目立っている。

KBFが男性も着れるウィメンズウェア発表の画像を拡大

 「KBF」は雨上がりのみやしたこうえんで屋外ランウェイを設置し、シーズンテーマ「FOG」を濃い霧で演出。ベージュやピンク、水色など淡いニュアンスカラーをメインにゆったりとしたオーバーサイズのシルエットを提案した。男性モデルも女性モデルと同様に淡い色合いのサロペットやセットアップをメインにコーディネートした。
 ファッションウィーク「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 A/W」最終日の19日は、メンズブランドの「ネーム(Name.)」や「エトセンス(ETHOSENS)」が、男性だけではなく女性モデルを起用して女性が着るメンズウェアを提案している。ロング丈やオーバーサイズのトレンドも相まって、性別を限定することなく着用層を広げる試みが今シーズンの主流になりそうだ。
■新作コレクション KBF 2016-17年秋冬コレクション